中間支援組織を考える。(副会長より)
2007年 9月 15日

長野県には、「長野県NPOセンター」という中間支援組織があります。この組織は、「県レベル」での支援を目的に活動していますね。

では、塩尻市での中間支援組織はどのような役割が必要なのでしょうか。
資金的な援助? 運営に関わる援助? 情報提供?
支援組織に求めるものというのは、よく考えてみるとかなり「依存的」な要素が多いように感じました。

こうなると、中間支援と言うよりも、運営サポートサービスととらえた方がよいかもしれません。
すると、どうしても事務局に負担がかかり、人がいるようになる。
その人を支えるために、収入が必要になり、助成金などで賄うことになる。
結果、サービスを享受しようとしても、その他の事業に注力を割かれるために、質の高いサービスを提供出来なくなる。
この「依存型」のサービス提供を「中間支援」に求めるのはやめた方がよいのではないかと思い始めています。
そもそも、サービス提供という考え方ではなく、「シンクタンク」という考え方のほうがしっくり来るように感じます。

代表が運営に必要な知識というのは、会社経営と同じでしょう。
すると、運営技術よりも、「人間学」の方が必要だとJR東海社長「葛西敬之氏」は語っています。
また、経営哲学(運営哲学)も必要になってくると感じました。代表が実務をこなすばかりでは、活動の枠が広がらないことも考えられます。
しかし、収入源のない現状下でどうするのか。そうしたヒントは歴史に隠されていると最近気がつきました。

実践に落とし込むにはどうすればよいかは時間がかかると思います。
ただ、思考の切り替えは必要だと感じています。

鳥瞰図的に歴史を眺めると、どうしても仏教とぶつかってしまいます。
梅原猛の授業 仏教と道徳
この本には、「仏教」とはどういうものかと言うことが「論理思考」に基づいてわかりやすく書いてあります。
もともと、中学生のための授業を起こしたものですから、バランスよく理解することが出来ます。
ひとえに仏教といっても、ただの宗教ではなく、数百年前までは国を動かしてきた根本でもあるわけですから、理解は必要だと思います。

これらの基礎的な考え方を元に地元を見つめ直し、問題点をピックアップする作業を行い、それを活動に落とし込むための情報交換が必要ではないかと思い始めています。

それこそが、シンクタンク的な中間支援組織の姿ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

■参考文献

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